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close your eyes? [音楽]

先週(4.4)の朝日新聞朝刊に載ってた記事
「Jポップ歌詞 瞳閉じすぎ?」が面白かった。
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「信じてる」「翼広げ」「そばにいて」……。あれ、このフレーズ、
どこかで聞いたような。最近、紋切り型のJポップの歌詞が増えている気がしませんか?
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という導入に、確かに言われてみればそうかも、と。
そいうった系統は自分から聴かないので、気に留めてなかったなあ。
自分が聴いてる日本のアーティストなら
サカナクションなら紋切り型とは無縁だし(いつか詩集を出して欲しい)
THE BAWDIESは英語だし。

この前ラジオから、誰の曲だか忘れたけど
「そばにいて」ってフレーズが聞こえて、ああ、これかあと。
まあ、それを言ったら、"Stand By Me"だって、
one of my favorite band・FACESの"Stay With Me"だって
"そばにいて"なんだけど、Jポップの方は骨がないというか
ガツンとこない感じなんだよねえ(当社比)

この記事を読んだとき、阿久悠が言っていたJ-POPと歌謡曲の
歌詞の違いを思い出した。(Wikipediaに載ってました↓)
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ブログと映画の違いぐらい違うと思いますね、今のJ-POPの詞と歌謡曲の詞とはね。
「誰かが喜んでくれるといいな」「誰かが興奮してくれるといいな」「誰かが美しく
なってくれるといいな」というような願いを込めながら、一つの世界を作り上げて
いくっていうのが歌謡曲であって、そうじゃなくて、「俺はこんな気持ちで
悩んでるから俺の気持ちを分かれよ」っていうのがブログですから、ええ、
これの違いだろうと多分思います。
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J-POPの歌詞って自分ワールドの発信が多そう。視野が狭いというか。
歌謡曲の歌詞は場面が浮かぶ感じがするのは
"一つの世界を作り上げていく"視点があるからなんだなあと。

歌謡曲じゃないけどサディスティック・ミカ・バンドの
「タイムマシンにおねがい」は、恋愛系とかメッセージ系じゃなくて
いろんな歴史を織り交ぜて楽しい世界を描いてるのが秀逸だと思ったなあ。

記事の中で一番ウケたのはここ。
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ネット上には「翼広げ過ぎ」「瞳閉じ過ぎ」と、紋切り型への批評が渦巻く。
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ツッコミの方が気が利いてるよね。それだけ似たフレーズ、多いんだなあ。
「"瞳閉じて"って、普通に使ってるけど、
そもそも、閉じるのは"まぶた"だし」と読みながら思ったり。
瞳は閉じるものなのか、鬼太郎の目玉のオヤジに聞いてみたい。

音楽は繋がっている。 [音楽]

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THE BAWDIESのルーツ本『THE BAWDIES:THIS IS MY SOUL』に付いている
ROY(Vocal&Bass)選曲のソウルミュージックCDを聴いていたら、あることを発見。
『バーレスク』でクリスティーナ・アギレラが歌ってる
「Tough Lover」って、エタ・ジェームスのオリジナルなんだあ!と。
ソウルに詳しい人なら映画見た瞬間に気づくと思うけど
自分はあまり詳しくないので、"発見"だったわ。

彼らってSMALL FACESとかTHEMとか、60年代イギリスの
音が黒っぽいバンドに通じるものがあると思っていたけど、
こんなにソウル好きとは、この本を読むまで知らなかったなあ。
20代なのに渋い音楽に詳しくて、こっちが勉強になるですよ。

"ソウル系のアーティストは高齢の人が多いから
亡くなって見られなくなってしまった人もいるので
好きなアーティストを見られる機会があったら見ておいた方がいい"、
といった意味合いのことがいくつか書かれているんだけど、
アーティストの年齢に関わりなく、その通りだなあと。
バンドだって解散しちゃったら見られないしね。
自分はジェームス・ブラウンのライブを一度だけ見たことがあるけど、
「あの時、見ておいてよかったなあ」と思った。

THE BAWDIESファンには若い人達が多いだろうけど、
自分と同世代(40代)の知り合いに
「ロック好きなら絶対気に入ると思う」と教えたら
サイトやラジオでチェックして好感触だった。
若いバンドだと思って敬遠している人がいたら、もったいねえですよ。
男子限定ライブや女子限定ライブがあったけど
40歳以上限定ライブもやってくれないかなー。
MCで「父兄参観みたい」とか言われたりして。

サカナクションはBON JOVI [音楽]

DocumentaLy.jpg



どうしてかというと、どっちも曲を覚えようと意識しなくても
1、2回聴くとメロディが頭に残ってるから。
だから、バンドの雰囲気は全然違うけど
自分の中では通じるものがあるなあ、というわけ。

サカナクションは、前にPVの番組で
『ネイティブダンサー』『アルクラウンド』を見た時に知って、
その後は特に聴いていなかったんだけど、メロディが頭の底に残ってた。
で、『ルーキー』を耳にした時、頭の中で異常に(←いい意味で)ループして
シングル買って聴いて、最近はNewアルバム『DocumentaLy』をよく聴いてます。
「新作入れて、もうアルバム5枚出してるんだー」と、最近知った超・新参者。

BON JOVIは、初来日ライブは見てるけど(あのANVILも出たSuper Rock 84!)
髪の毛フワフワな80年代は、ファンじゃなかったんだよねえ。
当時はMOTLEY CRUEのようにもっとワイルドか、
CREAMやLED ZEPPELINのようにもっと渋い方が好きだったし。
今でこそ、リッチーリッチー言ってるけど
CD買ったりライブ見るようになったのは、90年代から。
でも、その間も彼らのヒット曲は自然と覚えてて、
「やっぱり曲いいじゃん!」(←マーティ・フリードマン風に)と気づいて
今に至っているから、曲のチカラって強いよね。

『DocumentaLy』で好きなのは、この曲、というより
初めから終わり、全体の流れがとにかくいいなあと。
シングル曲もまたひと味違った印象に感じる。
『アイデンティティ』は、ラジオで曲だけ耳にした時は
あまりテンション上がらなかったんだけど(でも覚えやすさはアリ)
この流れの中で聴くと、結構シャープで勢いあるなあ、と再発見。
今まで誤解しててゴメンナサイですよ。

このアルバムは、曲飛ばしたり、シャッフルして聴きたくないなあと思った。
PINK FLOYDの『Meddle』とかPFMの『Per Un Amico』とか
プログレの中でも、特に好きなアルバムを聴いている気分にもなるんだよねえ。

というわけで、サカナクションはBON JOVI、でもってプログレ!

懐メロボーダーライン [音楽]

DRAGON GATE 望月さんのブログを見ていたら
レンタルショップでは90年代の音楽が
懐メロに分類されてるのを知ってビックリ。
久々レンタル[2011年02月24日(木) ]

90年代って最近だよ!と思ったけど
もう20年も前になるから、無理ないよねえ。
(80年代が懐メロなのはしっくりくるんだけど。)
ってことは、MEGADETHやPEARL JAMも懐メロかあ。

懐メロといってすぐに浮かぶのは、KISSの"Hard Luck Woman"。
この曲が流れると、洋楽を聴き出した中学生の頃を思い出すんだよねえ。
ただ、リアルタイムで聞いてて懐かしい、っていうだけじゃなくて
どこか切ない味があるところに、そう感じるのかも。
懐かしい曲も、切ない曲もたくさんあるけど
せつなつかしい曲が、自分にとっての懐メロなんだなあと思った。

MOTORHEADの"Ace of Spade"なんて、
懐メロと呼ぶには激しすぎ&似合わな過ぎ!
それはそれで好きなワケだけど。

ファンキー審査員 [音楽]

『アメリカン・アイドル シーズン10』を見てます。
その理由は、審査員がスティーヴン・タイラーだから!

去年、1月からスティーヴンが審査員に起用されると知って
「おおー、これは楽しみだー♪」って思っていたのに
最近までOA日チェックをすっかり忘れてました。
でも1回目から間に合って、ロックの神様ありがとうですよ。

クリス・ジェリコのTwitter(自分はやってないけどいくつか見てる)に
"Steven Tyler is HILARIOUS on Idol."
(「『アメリカン・アイドル』のスティーヴン・タイラー、超ウケる!」って感じかな。)
と書いてあるのを見て期待してたんだけど、ジェリコりんの言うとおり!

スティーヴン、出場者がレイ・チャールズの "Hallelujah I Love Her So"を歌ってたら
机叩いてリズムとったり、手拍子したり、審査員なのに歌い出しそうなノリで
この人、歌が心底好きなんだなーって思ったなあ。
あと、発言にピー音がかぶさるのもウケる!
他の審査員 (ジェニファー・ロペスとランディ・ジャクソン)はないのに(笑)
Four letter wordを自在に操っているんだろうなー。

ジェニファー・ロペスは、落選させるのがツライわ〜って
困っている姿が微笑ましい。(さすがにヒドイ時は落とすけど。)
ハッキリ切りそうなイメージだったから、ちょっと意外。
夢持って参加してる人の気持ちが分かるから、ってことかな。

この番組って、有名だし、出身アーティストが話題になるから
存在は知ってたけど、今までちゃんと見たことなかったなあ。
出場者の自信に満ちた、自分が一番!な自己アピールがどうもニガテで。
自信があるのはいいんだけど、それが全面に出過ぎるとうるさく感じてしまうんだよねえ。
でも今回見てたら、アピール控えめ&歌上手な人が結構いたから、その点は大丈夫そう。
まあ、なんやかんや言っても一番楽しみなのは、スティーヴンの審査員っぷりだけどね。

クレオパトラの鼻があと1cm低かったら歴史は変わってた、と言うけど
スティーヴン・タイラーの口が小さかったら
ロックの歴史のファンキー度は変わってたと思う!

サマー2010(プログレって、万博。) [音楽]

8.8 NHK-FMの 『今日は一日プログレ三昧』 、聴きましたですよ。
夕方寝ちゃったり、買い物に出たりで抜けてる所もあったけど、13時間のうち、かなり聴いてたなあ。
疲れたら途中WWEでも見ようかと思ってたけど、午後はテレビのスイッチ全然入れなかったし。
CD持ってていつでも聴ける曲でも、ラジオから聴くと、新鮮というか、惚れ直すねえ。
Pink Floydの"Echoes"なんて、この曲入ってるアルバムごと、何100回と聴きまくってるのに。

「KestrelとCaravanとGongはCD買いたい!」
「Ashraのエレクトロニックは気持ちいいなあ、と思ったら、
マニュエル・ゲッチングだー。(自分は)そういうの好きなんだなあ。」
と、聴いたことなかったバンドもいろいろ聴けて、収穫あったのに
「あっ、イタリアならNew TrollsのConcerto Grossoも希望。」
「ジャーマンものをもっと聴きたかった!」(あまり知らないから勉強のために)
「90年代からIt Bitesもヨロシク。」などなど
欲を言ったらもう、キリがない、果てしない。それだけ奥が深いってことだなあ。

復習用にディスクガイドと、しばらく聴いてなかったCDをいろいろ引っ張り出し。
昔、伊藤正則の"Power Rock Today"という土曜深夜のラジオ番組を聴いていた頃、
明け方4時台にいろんなプログレをかけていて、それで知ったなあ、と思い出す。
PFMやQuella Vecchia Locandaなど、イタリアへの道はこの番組のおかげ。
フランスのTai Phongはキレイで、繊細なインパクトがあったなあ。今聴くとどう感じるかな。
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山田五郎が、プログレはサッカーの強い国が多い、的なことを言っていたけど、確かに。
イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、オランダetc.南米もあるし。
この番組聴いたあと、他のロックに比べて、いろんな国が普通に並ぶプログレって、
一種の万博だなあ、と思ったわ。
関根史織ちゃんはもちろんJethro Tull愛を語っていて、ハマッって半年くらい聴き続けていたとか。
若い女の子をそんなに惹き付けるなんざ、スゴイぞJethro Tull!

King Crimsonの宮殿アルバム再現ライブがあったけど、始まる前は、
アルバム流しとけばいいのに、と思っていたら、音を聴いてブッ飛びました。
完コピに加えて、ライブのあたたかみ×ダイナミックさがあって、最後まで聴き入ってた。
演奏者のみなさん、ゴメンナサイ。「正直、スマン。」(by佐々木健介)ですよ!

もし2回目があったら、厚見玲衣のEL&Pを聴きたい!
アルバム単位でなくてよいので、キーボートが暴れてる曲を選んで弾いて欲しいなあ。

あとトークの時間に、ピーター・ガブリエルのかぶり物コレクション紹介もぜひ。
彼の勇姿(?)を知ってる人も、知らない人も
ラジオだとイメージがふくらんで、いいんじゃないかなー。
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とっても濃そうな8.8 [音楽]

今度の日曜日=8月8日、NHK-FMでこんな番組があるんだねえ。
『今日は一日プログレ三昧』
放送時間が午後0:15〜翌午前1:00だから、昼から夜まで1日中プログレが流れるという。
ゲストのトークもあるから、延々と曲ばかりじゃなさそうだけど
なんとも偏った企画だよねえ。(←賞賛の言葉)
名前は知ってるけど曲は聞いたことないバンドが
たくさんあるから、未知な世界を聞いてみたい。
自分で選ぶと聞くバンドや曲が限定されちゃうもんね。
(最近はEL&Pの"Knife Edge"がヘビーローテーション。)

Base Ball Bearの関根史織ちゃんもゲストにいるのが楽しみ!
Jethro Tull 愛を本人の口からぜひ。

リクエストを募集してるけど
Jethro Tullの"Thick As A Brick"とか
Mike Oldfieldの"Tubular Bells"とか
LP時代はpart1・2に分けて収録されてるような
40分超の曲もノーカットで流してくれるのかなー、
と、プログレ好きなら思うよねえ。
ちょっとコンビニへ出かけた程度なら
帰ってきても曲はまだ終わってない可能性大。

唇からJethro Tull [音楽]

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『THE DIG presents プログレッシヴ・ロック』*
「プログレ特集には欠かせない難波(弘之)さんはプログレ界の淀川長治or蓮實重彦?」
「『TARKUS』のオーケストラ版があるんだー。聴いてみたい!」
「70年代のPink Floydってルックスに気つかってなさそうなのに、なんか雰囲気あるんだよねえ。」
「『THE DIG』、前はもっと厚かったなあ。」など、なんやかんや思いながら読んでたんだけど
一番面白かった記事は、関根史織ちゃんのインタビュー。
(彼女、Base Ball Bearのベースなんだー。『リンダ リンダ リンダ』でベーシストやってたんだー。
…と、プロフィールを読んで知る。)

24歳でプログレ好き(イギリス、イタリア、ドイツetc.と幅広い)
しかもJethro Tullファンってのが超渋い!
高校生の時に(デビューの頃かな)いろんな音楽を聴いてみようと
レコード会社にあるサンプルや処分されるCDをチェックしていた中から
ファンになったとか。その探求心が素晴らしいよねえ。

記事の中で特にオッ!と思ったところをいくつか。(「  」内引用)

「フルートってキレイで繊細なイメージだったんですけど。
すごく荒々しいし、ツバ交じり(笑)。」

ワハハハ! 特徴つかんでるなあ。
吹きまくり感がメチャメチャ伝わってくる!
ヴォーカルのイアン・アンダーソンのフルート&一本足奏法はインパクト大だよねえ。
フルートの概念を変えた男!
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「あの時代の音楽はアルバム1枚ごとに意味があったし、ジャケットもそう。
みんなが競って他にない音楽、良い音楽を作ろうとしていた情熱があったと思います。」

聴く人の世代を超えて、作品のパワーやオーラって伝わるんだなあ。
自分が20代の頃は、当時人気だったVan HalenやMotley Crueも聴きつつ(That's 80s!)
60〜70年代のCreamやLed ZeppelinやFreeが好きだったけど、
今はさらに年月が経ってるから、その分の時代のギャップがあるのかと思いきや
そんなことはないんだなあと。

「武道館で、ポップアップ(註:ステージ下から登場するタメの跳ね上げ装置)から
フラミンゴポーズで出てきたいです(笑)。」

おおー、そこまで心酔してるとは最高過ぎ!
ここまできたら、フルート吹くベーシストになって欲しいなー。
レコード屋巡りもしているというし、「関根史織はガチ!」ですよ。

『リトル・ブリテン』のキャラクターの中に
会話の途中でいちいち縦笛を吹く宿屋の主人がいるんだけど、
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このコント見た時、「なんかJethro Tullっぽいなあ。」と思ってたんだよねえ。
ヒントにしてるのかは分からないけど。
でもキャラ名=Ray McCooney(レイ・マックーニー)でyoutube見たら
シェフがフルート吹いてるのもあった!まさにJethro Tull!
Jethro Tullゴコロはイギリス人の血に流れているのかなあ。

Jethro Tullの音って、イギリスの森が思い浮かぶ。曇り空と霧の中の。
森のジャケットもいくつかもあるし。
あと、イアン・アンダーソンは、元祖・森ガールだと思う。
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なんちゃって(?)FACES [音楽]

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FACES再結成のニュースを見て「おおっ!」と一瞬色めき立ったけど
ロッド・スチュワートの参加はなしなので、カックリ。
じゃあ誰が歌うんかい?と思ったら、いろんな人が交代で登場する様子。
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フェイセズが来月、チャリティ・ショウのためにワンオフで再結成することが明らかになった。
しかしながら、肝心なフロントマン、ロッド・スチュワートは参加しないという。
BBCによると、リユニオンにはロン・ウッド(G)、イアン・マクレガン(Key)、
ケニー・ジョーンズ(Dr)が参加。故ロニー・レーンの代わりに元ローリング・ストーンズの
ビル・ワイマン、そしてシンプリー・レッドのミック・ハックネル、スパイス・ガールズのメル・Cら
何人かのゲスト・ヴォーカリストがロッドの穴埋めをするそうだ。(BARKSより引用)
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ロニー・レーンがいないのは当然としても、
現役のロッドは参加して欲しかったなあ。
FACESって名乗ると、やっぱりロッドが歌う姿を思い浮かべるし。
今回はFACES名義じゃなくて、FACES with FRIENDSとか、
"FACESと愉快な仲間たち"的なバンド名にしてくれれば
イベント用って分かるから、これはこれでありって思えるけど。

ミック・ハックネルは好きだけど、あの透明感のある歌声と
FACESの飲んだくれ度の高い曲と合うのかなー。
他のヴォーカリストだったら、THUNDERのダニーで聞いてみたい。
昔、ライブのアンコールで"Stay with Me"カバーした時、狂喜したなあ。

ロッドなしでいろんな人が歌うなら、いっそのこと
藤波辰爾が入ってもいいじゃん、なんて思ったり。
藤波さんの歌は"マッチョ・ドラゴン"で有名だけど、
聞く人を根こそぎ脱力させる威力があるんだよねえ。
あの強烈な歌唱力に、ロイヤル・アルバート・ホール(会場)の
お客さんギブアップ間違いなし!

ヅラ2段重ねのR&R [音楽]

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中古レコード店のHPを見ていたら、ハイテンションで熱いジャケット(左)が。
これ見てエスキュリータを初めて知りました。

「この書体、Esquire誌っぽいなー。
それにしても、この髪型!ロイヤルの社長のリーゼントといい勝負だなあ。
上に盛ってるか前に盛ってるかの違いはあるけど。」
と、なんだかすごく気になったので、ベスト盤(右)を購入。
50年代のR&Rをギッシリ28曲詰め合わせ。(1曲が短いから成せる技。)

暑苦しい雰囲気を想像していたら、曲は賑やかだけど、歌声は案外落ち着いてた。
リトル・リチャードやジェームス・ブラウンが辛くて濃い坦々麺だとしたら
エスキュリータは、一見こってりしてそうだけど、後味あっさりめの豚骨ラーメン、といった感じ。

派手な髪型&服装も、ピアノ叩き弾きながら歌う演奏スタイルも
リトル・リチャードっぼいなあと思ったら、エスキュリータが師匠だったんだねえ。
いろいろ検索してた中で、あの髪型はカツラを2つ重ねている、
とあって、そこまでするか!とウケながらプロ魂に感心。
さすが、エンターテインメントの国(アメリカ)の人だなあ。

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