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2011 [その他]

今年は、年賀状だけは続いてるけど会うのは数年ぶり(20年以上ぶりの人も)
という機会が何度かあったんだけど、必ず話題に出たのが
「地震の時、どうしてた?」

会社にいた人あり、家にいた人あり。仕事で品川に行ってた友達は、
電車が動かないから入管管理局帰りの途方に暮れていた外国人勢と
ファミレスで一夜を明かしたそう。
強烈なエビソードだけど、それだけ非常事態だったことをつくづく感じたなあ。

音楽雑誌でアーテイストのインタビューを読んでも
震災のことに触れている人は多かったし、関連の報道もまだまだ続いてる。
来年、別の友達に会っても、この質問すると思う。

この前一緒に仕事した女性カメラマンさんに
「今年一番よかったことは?」と聞かれた時、
ちょっと考えて浮かんだのが、11.6サカナクション@幕張メッセのライブ。
音楽のライブは2009年3月のロッド・スチュワート@さいたまスーパーアリーナ以来だから
2年9ヶ月ぶりかあ。
幕張メッセも2007年の新日・蝶野プロデュース興行以来だから超久しぶり。
MCで"「アルクアラウンド」のPVのロケ地は幕張メッセ"って紹介していて
知らかったファンの子もいたみたいだけど、
自分はこのPV初めて見た時、一発で分かった。
プロレスのおかげですよ。Thsnk you蝶野!

ライブは、後ろのブロックだったからステージの様子はほとんど見えなくて
両サイドの映像を見ていたんだけど、それでも
ライトや音が漂ってる空間にいる心地がよかったんだよねえ。

あと、案外エンターテインメント心があるんだなーと思った。
ライブ見るのはDVD等も含めて初めてなので、いい意味で驚きだったなあ。
メンバー5人ゴーグル姿&ラップトップを並べて演奏していたり
("クラフトワークごっこ"と書いているのをネットで見かけた。なるほど。)
『バッハ〜』ではPVに出てくる人形が登場したり、
ショーマンシップというか、見せる要素も楽しかった。

Vo.の一郎は、5年前はまだ男子3人で20人くらいのお客さんの前で演奏していたのに
この日、2万人のお客さんが集まったことに感激してた。(サカナクションは男子3人・女子2人のバンド)
確かにお客さん多かったし、2万人という数もスゴイけど、
なによりも、5年でここまでのクオリティを作り上げた成長がスゴイと思う。
我が身の5年と比べると…比べるのも申し訳ないデス。(苦笑)
3月にこのライブのDVDが出るから、来年の楽しみだなー。

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アウェイの地での不思議 [その他]

今月の中旬、仕事で香川県に前泊した時のこと。
高松の商店街で、お土産買ったり、うろうろ散策していたら、
「パティスリー○○○○(←聞き取れず)はどこですか?」と聞かれた。
ホテルでもらったうどんマップをガン見してる
思いっきりアウェイ100%の姿だったのに、なんでだろう。(四国行ったのも初めて。)
そういえば、商店街を歩いてる時にパン屋さんを見かけたから、
そこだったのかも、とあとで気づいたけど、名前覚えてなかったからねえ。

15年くらい前だけど、ロンドンに行った時も道を聞かれたなあ。
10日位泊まった間に4回。2日半に1回ですよ。
そのうち1回は日本人のおばさんだったから、それは分かるんだけど
あとは英語で聞かれたから、イギリスでもロンドン以外からか、
ヨーロッパの他の国から来た人だったのかな。
地下鉄のホームにいたら「○○○駅に行くにはどっちですか?」とか。
「あのー、こちらカバン斜め掛けの思いっきり観光者なんですけど」と思いつつ
路線図見ながら答えました。
ひとりで歩いていたから、聞きやすかったのかなあ。
でもアウェイな姿の怪しい日本人女だと思うけどねえ。不思議だー。


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音楽は繋がっている。 [音楽]

bawdies.jpg

THE BAWDIESのルーツ本『THE BAWDIES:THIS IS MY SOUL』に付いている
ROY(Vocal&Bass)選曲のソウルミュージックCDを聴いていたら、あることを発見。
『バーレスク』でクリスティーナ・アギレラが歌ってる
「Tough Lover」って、エタ・ジェームスのオリジナルなんだあ!と。
ソウルに詳しい人なら映画見た瞬間に気づくと思うけど
自分はあまり詳しくないので、"発見"だったわ。

彼らってSMALL FACESとかTHEMとか、60年代イギリスの
音が黒っぽいバンドに通じるものがあると思っていたけど、
こんなにソウル好きとは、この本を読むまで知らなかったなあ。
20代なのに渋い音楽に詳しくて、こっちが勉強になるですよ。

"ソウル系のアーティストは高齢の人が多いから
亡くなって見られなくなってしまった人もいるので
好きなアーティストを見られる機会があったら見ておいた方がいい"、
といった意味合いのことがいくつか書かれているんだけど、
アーティストの年齢に関わりなく、その通りだなあと。
バンドだって解散しちゃったら見られないしね。
自分はジェームス・ブラウンのライブを一度だけ見たことがあるけど、
「あの時、見ておいてよかったなあ」と思った。

THE BAWDIESファンには若い人達が多いだろうけど、
自分と同世代(40代)の知り合いに
「ロック好きなら絶対気に入ると思う」と教えたら
サイトやラジオでチェックして好感触だった。
若いバンドだと思って敬遠している人がいたら、もったいねえですよ。
男子限定ライブや女子限定ライブがあったけど
40歳以上限定ライブもやってくれないかなー。
MCで「父兄参観みたい」とか言われたりして。

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サカナクションはBON JOVI [音楽]

DocumentaLy.jpg



どうしてかというと、どっちも曲を覚えようと意識しなくても
1、2回聴くとメロディが頭に残ってるから。
だから、バンドの雰囲気は全然違うけど
自分の中では通じるものがあるなあ、というわけ。

サカナクションは、前にPVの番組で
『ネイティブダンサー』『アルクラウンド』を見た時に知って、
その後は特に聴いていなかったんだけど、メロディが頭の底に残ってた。
で、『ルーキー』を耳にした時、頭の中で異常に(←いい意味で)ループして
シングル買って聴いて、最近はNewアルバム『DocumentaLy』をよく聴いてます。
「新作入れて、もうアルバム5枚出してるんだー」と、最近知った超・新参者。

BON JOVIは、初来日ライブは見てるけど(あのANVILも出たSuper Rock 84!)
髪の毛フワフワな80年代は、ファンじゃなかったんだよねえ。
当時はMOTLEY CRUEのようにもっとワイルドか、
CREAMやLED ZEPPELINのようにもっと渋い方が好きだったし。
今でこそ、リッチーリッチー言ってるけど
CD買ったりライブ見るようになったのは、90年代から。
でも、その間も彼らのヒット曲は自然と覚えてて、
「やっぱり曲いいじゃん!」(←マーティ・フリードマン風に)と気づいて
今に至っているから、曲のチカラって強いよね。

『DocumentaLy』で好きなのは、この曲、というより
初めから終わり、全体の流れがとにかくいいなあと。
シングル曲もまたひと味違った印象に感じる。
『アイデンティティ』は、ラジオで曲だけ耳にした時は
あまりテンション上がらなかったんだけど(でも覚えやすさはアリ)
この流れの中で聴くと、結構シャープで勢いあるなあ、と再発見。
今まで誤解しててゴメンナサイですよ。

このアルバムは、曲飛ばしたり、シャッフルして聴きたくないなあと思った。
PINK FLOYDの『Meddle』とかPFMの『Per Un Amico』とか
プログレの中でも、特に好きなアルバムを聴いている気分にもなるんだよねえ。

というわけで、サカナクションはBON JOVI、でもってプログレ!


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Endangered 喫茶店 [その他]

先月末、有楽町のレトロな喫茶店「ストーン」に
入ろうと思ったら閉まってた。
営業日&時間のはずなのに、臨時休業かな?と思いきや
ガラス窓はいつも見ない白いボードで覆われているし、なんとなく様子が違う。
張り紙もないのであとで検索したら、どうやら7月末で閉店した模様。
閉店したことはショックだし、全然知らなかった自分にもガックリ。
わりとよく近くを通っていたのになあ。

この前の新日@両国の帰りも、錦糸町でトマトラーメン食べて
駅前の喫茶店に行こうとしたら、飲み屋に変わっててビックリ。
去年の夏はこのコースだったのに、これにもガッカリ。

チェーン店だってガンガン利用してるけど
時々、老舗の喫茶店に行きたくなるのは、レトロな空間に浸って
タイムスリップ感覚が味わいたいからだと思う。
「ストーン」は、武道館や国立競技場に入った時のような
"あの感じ"があったんだよねえ。
もう、家にある本の中でしか見られないんだなあ。
久々に『MOD EAST』引っ張り出そうかな。
この本に載っている「ストーン」のミッド・センチュリーな
インテリア(石貼りの壁や床、流線型の白いイスetc)は、いつ見ても引き込まれるんだよねえ。
『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』
今年の春に出たのに、それから半年足らずで閉店とは残念すぎるわ。

"endangered species"(絶滅危惧種)という英語があるけど
喫茶店もそんな存在だなあ、とあらためて思ったわ。
もう何年も前から減っているのは分かっているけど。
夏に仕事で会津若松に行った時に入った2件の喫茶店は
どっちも明治時代の建物だったから、レトロを越えて一種の文化財ですよ。

明治村に移築された、フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル中央玄関みたいに
「ストーン」のインテリアもどこかで保存して欲しいなあ。

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