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ロジャー・ディーンで脳内トリップ [本]

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「Dragon's Dream ロジャー・ディーン幻想画集」*を時々眺めてるんだけど、やっぱり美しいやねえ。
(ドラゴンと言っても藤波さんのことじゃないワケでね。)
ロジャー・ディーンは、ロック好きの間では超有名なイラストレーター&デザイナーです。
ヒプノシスの捻りの効いたデザインと比べると
きれいなファンタジーって感じが物足りなく感じた時期もあったけど、
比べるものじゃなくて、やっぱりどっちも好きだなあ。

ヤス・ウラノ(DDT)のTシャツ、ロジャー・ディーンがデザインした
YESのロゴのパロディなんだよね。
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画像を探していた時、DDTサイトでヨシヒコのTシャツがAC/CDなのを発見!(笑)
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(話は戻って)
この画集見てて思うのが、「これ手描きなんだよねえ。スゴイや。」
("Acrylic On Canvas"等のキャプションが付いているので
何にどんな画材で描いたか分かります。)
感心したのは、本物っぽさ・精密さよりも、絵から伝わる世界。
切り立った岩の狭間にいるような感覚や
ひんやりとした森の空気が頭の中に広がる感じがする。

デジタルの作品もあるけど、描いた物をスキャンして加工しているから
手で描くことは基本なんだなあ。
今度のディズニー映画(『プリンセスと魔法のキス』)も手描きアニメが復活してるとか。
デジタルを否定してるわけじゃなくて、それぞれのいい所が
活かされれば理想的だと思う。『トイ・ストーリー3』だって楽しみだし。

手描きに感動するってことは今の時代なんだなあ、と思う。
ミケランジェロだってカラバッジオだって手描きなんだよなあ、
と今さらながらに、人の手の力に感心。

"映画『アバター』がロジャー・ディーンの世界に似てる"、という指摘をいくつかのブログで見た。
友だちもリスペクトがないって怒ってたし。
ヒントにしている(かどうかは分からないけど)、宣伝とかでロジャー・ディーンのことに
全然触れてないからでしょうね。
映画は見てないけど、あの森っぽい感じや、空飛ぶトカゲ(?)みたいなヤツ、画集にあるし。
逆に『アバター』は見たけど、ロジャー・ディーンは知らない、という人に、彼の絵を知って欲しいなあ。

年末にBON JOVIのバイオ本を買いに行った時、なかったので、気になってたこの画集を買ったんだけど、 
他に欲しい本もあったのに、これにしたのは、現実逃避したかったからかも。
『アバター』見て現実世界がイヤになった人がいる、なんてニュースも見たけど
どっちも、別の世界へ連れて行ってくれる、という点では通じてるねえ。

昔買った洋書「VIEWS」*も引っ張り出して見てます。
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Uriah Heep、Gravy Train、Greenslade、Osibia etc.
音は知らないけど絵は知ってる、という作品があるある。
それだけ名ジャケとして紹介されてきたのを目にしていた証拠で
印象的な作品が多いってことだなあ。
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