一番元気なオッサンは誰だ? [映画]
『シャイン・ア・ライト』を見ました。
ミック・ジャガー、若いよ!
60過ぎてワールドツアーするストーンズってスゴイといつも思ってたけど
動いてる姿を見ると、思い知らされるって感じ。
顔にはシワが増えたけど、60過ぎてあの体型、
ヘタにレスラーより鍛えてるんじゃないかと思ったよ。(鍛えどころが違うだろうけど)
それにライブ中の軽い身のこなし。奇跡の人だよ!
あたしゃ、あんなに動けません。
シワならキースの方が強烈!特殊メイクかと思った。(笑)
スターウォーズのヨーダの親戚役でもイケるよ。
ロニーは60代なのにストーンズの中一番年下だから、メンバーから可愛がられる末っ子キャラ。
そんなロニーもTOKIOに入ったら当然オッサンだけど、リーダーより若く見えそうな気が。
ゲストはクリスティーナ・アギレラの歌もカッコよかったけど
バディ・ガイが激シブ!酒が美味くなりそうな歌とギターにもっていかれたねえ。
彼の出番の間、ストーンズ映画だってことを忘れそうだったし。
さすがブルースのレジェンド。
で、この映画の中で一番元気なのは誰かというと、
監督のマーティン・スコセッシ!
序盤、ライブを撮るまでの慌ただしいやりとりが面白かった〜。
カメラ・照明の都合があるから早めに曲順を教えろ、と訴えるスコセッシ。
じゃ、早めに教えるよ、1時間前にね。と華麗に返すミック。
撮る側からしたら、曲に合わせてカットを決めたいだろうし、
演奏する側は、その日の気分や客席の反応によって変わるから
完璧なセットリストは出せないだろうなあと、
どっちの気持ちも分かるけど、このすんなり進まないところにワクワクしたりする。
いやー、元気ですわ、スコセッシ。
この曲はやる・やらない、と予想してたということは、頭の中に曲が入ってるんだー。
ストーンズって芸歴長いから、曲も多いのにスゴイや。ストーンズおたくだね。
ぶっちゃけライブが見たくてこの映画撮ったんじゃないの?とツッコミたい。
『地獄の黙示録』のドキュメンタリー『ハート・オブ・ダークネス』(見てみたい)があるように
撮影準備に奔走して、ミックとタイマン張ってるスコセッシのドキュメントが見たい!
タイトルは『教えて、ミック』で。