いい声過ぎる芋虫・イン・ワンダーランド [映画]
『アリス・イン・ワンダーランド』を見ました。
主人公の女の子が現実と違うカラフルな世界に行って
いろんな冒険があって成長して戻ってくるところが
ティム・バートン版『オズの魔法使』って感じ。
3Dで見たからメガネ掛けた分だけ少し暗くなるから
DVDになったら2Dの時の色を見てみたい。
見終わったあとは、アリスより、マッドハッター(ジョニー・デップ)より、
赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)がインパクトNo.1!
残忍な役なんだけど、その裏返して哀しい面もあるので、
クライマックスはアリスが活躍してスッキリというより
赤の女王にもう少し救いを残してもよかったような。
ストーリー的にはここが気になったけど
白ウサギやチェシャ猫のキャラクターや
カラフルなビジュアルはにぎやかで楽しかった。
ティム・バートン、奥さん(ヘレナさん)に強烈な役(赤の女王)あてて
ムチャ振りするなあ、と思ったけど、パンフレットで彼女のインタビュー見たら、
本人もやりたいって望んでたから、ノリノリな感じがしたのはそれかあと。
どこか憎めないユーモラスなところもあるし、ヘレナさん、Good Job!
(彼女はハリウッドの大竹しのぶって感じがする。)
自分のこの映画一番の目当ては、アリスでもジョニー・デップでもなく芋虫!
その理由は、声がアラン・リックマンだから☆
ネットで声の出演を知った時は
「え〜っ、声だけなのぉぉ?もったいないなあ。」と思ってたけど
リックマン氏は映画界で好きな声ランキングぶっちぎり第1位なので
声に集中して堪能できたから、ごちそうさまでしたって感じ。
いつか他の映画で主役級キャラクターの声あてて欲しいなあ。声いっぱい聞けるから。
家でパンフレット見てたら、マット・ルーカスの名前が。
…『リトル・ブリテン』の人だ!
小さなおデブな双子(トウィードルダムとトウィードルディー)が出てくるんだけど、
元のマットからかなり加工されてるから分からなかったよ!
DVDになったら、リックマン氏の声とマット・ルーカスの面影を中心に見ること確実。