SSブログ

日本の夏、G1の夏。 [プロレス]

今年もG1が終わったなあ。
すっかり新日ブランドの夏の風物詩。
今年はフリーになったコジの優勝。しかもヒジの手術からの復帰後という。
コジが新日にいた時は、G1優勝経験がなかったけど
巡り巡って今、というのが、なんとも感慨深いなあ。

今回は、決勝の前日=8.14@両国を生観戦しました。
ラッキーなことに、間借り先事務所の社長からチケットを
いただいて、プロレスファンの子と参戦。
なんと、リングサイド(チケットの記載では砂かぶり、さすが相撲アリーナ。)で
Jスポコンビの小鉄さん&鍵野アナの実況席が数メートル斜め前。
白のポロシャツ姿の小鉄さんがまぶしかった。(存在が、という意味で。)
録画しそびれたから再放送ないかなー。解説聴きたい。
席見た瞬間、「うぎゃー、メチャクチャ前だよー!
リングも実況席近いよー!緊張するーー!」と思ったですよ。
天井が高くて、海の底にいるみたいな感じだった。
選手が登場するたび「真壁、金髪光ってる!」「バーナード、デカイ!」
「デビちゃん、目がキレイ!」「真輔、脚長いっ!」と近くで見るオーラにいちいち感激。

第1試合だけがジュニアの6人タッグで、あとは全部G1の公式戦。
G1づくしの大会でした。

新日の会場にいつも感じるけど、新日ファンは外敵に厳しいよねえ。
NOAH勢へ結構ブーイング飛んでて
リッキー、青木、石森、潮崎と、この日の参戦組は
普段はヒールっぽくないのに、ここではふてぶてしかったのが新鮮。
リッキーが中指立てるとは、立場は人を変えるねえ。

生観戦はお客さんの反応、声援もヤジもひっくるめて面白い!
潮崎vs後藤では、お互いの女性ファンがたまたま近くで
それぞれに応援していて、熱いなあと。

この日は、小柄な選手がデカイ相手に健闘&勝ったのが印象に残ったなあ。
内藤vsストロングマンでは、内藤はストロングマンのデカくて超マッスルな
身体をさわって驚くリアクション。
これを動きだけで伝えるところが、サイレント映画コメディの如し。
G1ユーモアを持ち込んだ男!メキシコで身につけた表現力なんだろうなー。
でも、おちゃらけてるワケじゃなくて、きっちり脚攻めしてた姿に
昔、武藤さんがスコット・ノーとトンとのIWGPで
ひたすら脚を攻めしていたのを思い出した。
デカイ相手を崩す作戦を取っているんだよねえ。
内藤の試合をいろいろ見たいと思った。負けちゃったけど、個人的MVP。

裕二郎vsバーナードでは、裕二郎が勝利。
ボティスラムとジャーマンで裕二郎が2度バーナードを投げて
おおーっ!!と、見てるこっちは喜んだけど、あとのダメージも大きそう。
でも、階級差なくぶつかって面白いのがプロレス。

棚橋vsデヴィちゃんでは、ジュニアのデヴィちゃんがヘビーの棚橋に勝利。
3カウント入った瞬間は、"この日一番うれしかった大賞"ですよ!
デヴィちゃんって、ヨーロッパのサッカーリーグにいそうな雰囲気だよねえ。
イグアインとの腹筋対決でも負けないと思う。
(それ、サッカーでもプロレスでもないって!)

メインの真輔vsコジ。見る前は「公式戦が並ぶ中でのメインって、次の日への続きで、
タイトルマッチとはまた違うし、どんな感じで締まるのかなー、
中途半端にならないかなー。2人の顔合わせは楽しみだけど。」と思っていたら、
そんなこと全然心配なかったよ!ゴメンよ、真輔&コジ!
明るくパワフルなキャラクターで、ラリアットにこだわるコジと、
殺伐とした佇まいでボマイェ(ヒザ蹴り)炸裂の真輔。腕と膝の応酬。
タイプは真反対だけど、いいぶつかり具合で、場内大興奮!

真輔からスープレックス系の技が出たのが意外!
あまり見ないけど、しっかりできるんだなあと。
真輔の飛びつき腕十字、メチャメチャカッコよかった!弟子入りして習いたい!
コジはコーナーで真輔を攻撃する時、客席に目をやって、
闘えることをかみしめているように見えたなあ。
勝った真輔はさっさと退場、負けたコジがあとから退場していたのも
リングという場を味わっていたのかな。と勝手に想像。
いやー、熱かった熱かった!

20回目を迎えたG1。
アカデミー賞ばりに回を重ねていただきましょう。
(写真は砂かぶり席のおみやげ・ペットボトルカバーの表&裏。)
100_3236.JPG100_3235.JPG


共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。