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チャラいbut天才社長ヒーロー [映画]

ironman.jpg
『アイアンマン』を見ました。

軍事企業の社長トニー・スタークが武器の売り込みに
アフガンへ行ったら、捕らわれて武器を造れと強要されて
脱出用パワードスーツを造ったのが、アイアンマン誕生のきっかけ。
世界にひとつだけのスーツ、オートクチュールですよ!(?)
ロボ系のパワードスーツがガキンガキンいってるところは男子が喜びそうな世界。

アメリカの造る兵器が紛争地で使われて、多くのアメリカ兵も
命を落としているという現実の矛盾を皮肉ってるワケだけど
アクションヒーローものとして(いい意味で)シンルに楽しめます。
『ダークナイト』もそうだったけど、シリアスなテーマを壊さず
娯楽モノに仕上げているところが、ハリウッドも捨てたモンじゃないなと。

『アイアンマン』って新しいヒーローだなあと、と思ったのは
チャラくて悲壮感がないところ!(あくまで映画での印象。原作アメコミは知らないので)
取材に来た女性記者に手を出すのをはじめ、トニー・スタークの女グセの悪さに比べたら
ジェームス・ボンドがマジメに見えるって!チョイ悪系ヒーローですな。
バットマンや正体がばれないかとヒヤヒヤしている部分があったり
X-MENはマイノリティの苦悩を抱えていたりと
どこか悲壮感があるけど、トニー・スタークにはゼロ。このチャラさが新鮮。

ラストは明らかに続編が出来そうな終わり方。
ここ数年、続編を匂わせて終わる映画が増えたから
「あー、次もあるのかなー」くらいしか思わなくなったけど。
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2』を映画館へ見に行った人達が
「Part3の予告編かっ!」って怒っていたのも遙か昔に感じるなあ。

映画見ながら思ったんだけど、ロバート・ダウニー・Jr.って、ルー大柴に似てるなあと。
以前、友だちに「クライブ・オーウェンはイギリスのルー大柴に見えるんだよねえ」と言ったら
メチャメチャウケたんだけど、"ロバート・ダウニー・Jr.=アメリカのルー大柴説"も追加したい!

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